
妊娠すると気になるのが母親学級や、両親学級という講習。
役所で案内をもらったり、お産をする病院で案内されたりしますよね。
これって絶対参加なの?行かないとどうなのかしら。
ママ友ができるって本当?
今回、妊娠中期の両親学級に参加してきたので内容をお話したいと思います。
両親学級 場所や内容は様々
両親学級や、母親学級ですが、主に自治体で行っているものと、
産院で行っているものがあります。
内容も、名前の通りカップルで参加を奨めているものもあれば、
母親のみ対象のクラスもあります。
対象も初産の方のみの場合もあれば、何人子供がいても参加が必要と言われることも。
今回私は、二人目の出産ですが、産院での学級にぜひ参加するようにと助産師さんから言われ、
半ば強制のような形で予約になり、参加してきました。
両親学級 妊娠中期 参加者はこんな感じだった
二人目だし、参加は迷ったのですがほぼ強制のように日程を指定され、
予約をとりました。
その際に夫の参加もぜひと言われたのですが、
上の子供を見ていてもらわないと行けないのでとりあえず私一人の参加にしました。
後から病院に問い合わせたら、子供連れでもOKとのこと。
連絡もいらないので、来られたら当日旦那さんとお子さんもどうぞと言われました。びっくり。
一緒でもいいみたいだけどどうする?と夫と話ましたが、
講義中にチョロチョロしたり、飽きたら困るよね。。。となり、今回は1人で参加を決めました。
そして、当日。
一人での参加は私だけでした。これにはびっくり。
みんなパートナーと一緒。全部で7組。
1人だけ、旦那さんと一緒に3,4歳くらいの子供を連れていました。
会場も、床にマットを敷いてあり靴を脱いで座るので人数は自由、子供もOKには納得です。
いやぁ 世の中のパパはみんな結構熱心なんですね。驚きでした。
土曜日の開催だったので参加率が高かったかもしれません。
中には、再婚なので既に子供いるけれど勉強したことないので一緒に来ましたっていう男性もいました。
講義の内容は
- 簡単な自己紹介
- 妊婦に必要な栄養素
- 体を温めることの大切さ
- 赤ちゃん(胎児)の大きさ
- 男性向け妊婦の重さ体験⇒家事手伝ってあげてね
- 体操
- 病棟見学
という内容でした。当初予定は3時間でしたが、実質は休憩も含め2時間半。
私の参加した教室はだいぶゆるーいものでした。
助産師さんが講師ですが、とにかく優しいです。
できるだけこうして下さいね~ とゆるっと言われるだけ。
細かい内容は、もらっているテキストに書いてあるので大事な所を話してくれた感じ。
ざっくりまとめると、
◆運動をして下さいね
◆旦那さんも家事・育児を手伝って下さいね
という二点でした。
運動は、太りすぎの予防とお産のために筋力をつけることが目的です。
1日2時間のウォーキングとスクワットを推奨してました。
2時間てけっこうですよね。。。。働いていても通勤だけじゃだめってことか。
それから男性向けに、家事を手伝って下さいと。
印象的だったのが、『授乳以外はすべてパパもできます』というフリップ。
大きな字で書いて持ってきていました。ちょっと笑っちゃいました。
確かにそうですよね。ミルクだったら夜中のミルクだって手伝えちゃう。
両親学級で役に立ったこと
冷えは大敵
初耳でへーと思ったのが、足が冷えていると逆子になりやすいという話。
赤ちゃんは暖かいところを求めて動く性質があるため、本来なら頭を下にしなければいけないのに
ママの下半身が冷えていると上に来ちゃうんですって。それにはびっくり。
とにかく体を動かす、暖かいものを食べる、靴下をはく、で温めてくださいと言ってました。
病棟見学
病棟見学はイメージがわいて良かったです。
分娩室(LDR)や、陣痛室、入院のお部屋のツアーがありました。
総合病院なので大部屋が多いのですが、個室もあり、シャワー付きはこれです等々すべて見られました。
おまけですが、産科の病棟フロアにコンビニがあることもわかりました。
便利で嬉しいなぁと思っちゃいました。
入院セットの実物
入院するともらえるセットの実物があり、自由にチェックできました。
産褥ショーツや、パッド等も入っていて、とりあえず持っていかなくても良いものがわかります。
セットのリストは貰っていますが、実物を見られるとよくわかります。
両親学級 目的別に選ぼう
さて、両親学級ですが、絶対に行かなきゃダメかというと、そんなことは無いと思いました。
話の内容も、助産師さんによります。
実際、隣のグループは違う話してたし。
ポイントはどこが主催か、誰向けかをよく選ぶことだと思いました。
私は実際に産む病院での開催だったので、見学等々は役にたちました。
自治体のものは、公的制度や子育て広場とか役所の情報がもらえると思います。
そして、重要なのは両親学級なのか、母親学級なのかの違い。
パートナーが非協力的ならぜひ両親学級へ
両親学級と言っているところは、間違いなくパパ向けのようです。
男性にパパの自覚をしてもらう。協力を要請する。という趣旨のもの。
パートナーに全く自覚がないとか、協力してくれそうにない場合には
できたら一緒に参加できるとよいと思いました。
(強制参加らしいよ とかなんとか言ってうまく連れていきましょう)
ママ友が欲しい人は
両親学級だと、ママ友はできにくいかも。
カップルで来ているので、ずっと2人一緒で他の人との交流は減る気がします。
実際に私も教室の時間以外、一切他の参加者との会話はなかったです。
逆に、他の人苦手。交流はいらない方は両親学級がいいかも。
みんなカップルで話してるので、周りと話す必要ないです。
シングルマザーや旦那さんが多忙の場合は
両親学級ではなく、母親学級の方がいいかも。
周りがみんなカップルでちょっと気が滅入るかもしれないです。
『手伝って下さい』って、家にいないんじゃ全くあてにならないじゃん!って思うはず。
ママ友ができるにしても、状況が似てる人の方が仲良くなりやすいですよね。
両親学級 行っても行かなくてもOK
行ってみて思ったことは、行っても行かなくても良かったなということです。
実際、私は一人目の出産はアメリカにおり、教室には何も参加していません。
何の知識もなく不安だったので、図書館で本を借りてきて一冊読みました。
それもあり今回は参加してみました。
病棟の雰囲気を知ることもできたし、へーと思うこともあったので行ってよかたなと思います。
でも、夫に子供を見ててもらわないと行けないし、参加料を払ってまで後期の参加はなしでよいかなと。
もし、時間に余裕があって、行ってみてもいいかなと思えばぜひ参加をおすすめします。
もしパートナーも行ってくれるなら、とっても良いかも。
デート気分でいいと思いますよ。食事でもして帰ってくればよい思い出になりそう。
逆に、気が進まない、忙しいなら行かなくても問題なし。
通っている産院によっては強制らしいので、それは仕方ないけれどそうでなければ
無理する必要はないと思います。
知識については本や雑誌で充分手に入ります。
行けるなら行ってみる。行かれないならそれはそれでOK.
あまりストレスにせず、気楽に受け止めるのがよいと思いました。