
入院中にミルクを足すことになった息子。
いや。足すというより完全にミルクで栄養を摂っていましたが。。。。授乳は続きました。
NICUでの授乳+ミルクが終わるとまた2-3時間後の時刻をナースに指定されます。それが24時間繰り返されました。
実はその当時、もうおっぱいの練習が嫌になっていました。
無理して吸わせなくても、もうミルクでいいんじゃないか。と。
乳首にカサブタができていて、それでも吸われるので割れてました。
痛いし、眠いしフラフラ。それでも時間を指定されるので夢遊病者のように授乳に通いました。
今思うと、毎回来る時間を指定し、時には赤ちゃんが起きたからいらっしゃいと呼んでくれたナース達に感謝しなければいけません。母乳を止めるという空気は一切ありませんでした。乳首が割れてるのをみて乳首の保護クリーム をくれたり、「最初は出ないことが多い。あげる前におっぱいを撫でるといい。」等忙しい合間にさらっと応援してくれていました。
大事なのはとにかく続けること。後から知りましたが最低でも一日10回以上吸わせるといいようです。しんどいです。でもここが頑張りどころ。
それからポンプ(搾乳器) でのおっぱい刺激です。
病室にポンプを置かれて、毎回10分づつ使うように言われました。
退院時には家用を購入し、家でも使いました。(保険が適用されました)
でも私は怠け者でそんなに熱心にやらなかったのです。痛いし、赤ちゃんに吸われるだけでもうクタクタでした。これをもっとちゃんとすればもっと出るようになるのが早かったのかもしれません。
最後は水分をしっかり摂る。水分不足になるとおっぱいの原料が足りなくなります。私ズボラなので麦茶を作りやかんのままテーブルの上に出しっぱなしにしています。
結果、退院後すぐはミルクを毎回飲ませていたのですが、一週間後には3回に一回ミルクプラスでよくなり、約三週間後にはミルクを足さなくてもよくなりました。
それまでポンプを使っても何も出なかったのが、初めてボトルに溜まった時にはびっくりしました。今のジャジャジャって音何?と耳を疑い、そしてとても嬉しかったことを覚えています。
おっぱいマッサージについては、日本ではとてもメジャーなようですが、アメリカではあまり見かけることがなく、指導されたこともなかったので結果的に一度もしませんでした。
とにかく、吸わせる、吸わせる、吸わせる です。
息子は一度くわえるとなかなか離してくれず毎回片方30分くらいづつ吸っていました。ポンプも適当、マッサージもしないママに任せてはおけない!と彼は自分でおっぱいが出るように頑張ったのかも。
赤ちゃんてすごいです。もうミルクでいいと思っていた頃も、NICUに通うことを嫌だと思ったことは一度もありませんでした。不思議なくらい会いに行きたいのです。そして抱っこすると、おっぱいをあげようと思う。痛いけど、その時は気にならない。赤ちゃんの引力は偉大です。
赤ちゃんがおっぱいを欲しい、ママもあげたいと思う限り出るようになっているのだと思います。
もちろん体質上どうしても出ないママもいますが、本当に一握りだそうです。出るようになるのに、最初つまずいたり、出ない体質と決めつけられた事で諦めてしまうことがほとんどなのだとか。諦める前に吸わせて見てください!
病院でサンプルをもらった乳首の保護クリーム
拭き取らずに赤ちゃんが口に入れてもOK
痛みがだいぶやわらぎました 何度も助けられました。とっても感謝の一本です
新品価格 |
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ポンプ。
病院、自宅用どちらもmedela社のものでした。
全然母乳が出なかった私は、病院クオリティーのものが必要と言われ、退院時に自宅用を購入しました。ちゃんと続ければでます。ポンプ。偉大です。
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